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便利だよ!オートモード

オートモードってご存知でしょうか?

簡単に説明するとメインダイヤルで周波数を変更していくときに、事前に周波数とモードの関係をセットしておくと、その周波数に達したときに自動でモードが変わる機能です。
つまり例としてCWバンドからSSBバンドに移ったときに自動でモードが変わるので、従来のようにモード・キーにさわらなくてすむわけですね。

この機能ってTS-870に採用されていたのですが、切換えるにはメニューを呼び出す必要があったことと、コンテスト中心、しかもRTTYをやる私にとって、つまり「バンドプラン」を守るとは言え、CWとRTTYのすみわけで悩んだ経験があり、あまり重要視していなかったのです。

しかし、しかしですよ、AUTOと通常の切換えがモード・キーで簡単にできる、TS-870では18ポイントの設定しかできなかったものが、TS-2000では29ポイント(HF/50MHz)、144MHz以上は各9ポイントと大幅に設定が細かくできるようになったこともあり、価値ありと判断し早速設定に取り掛かりました。

そうそう、その前に「何に使う」のか説明していませんでした。一番の目的は「パケットクラスターチューンとの組み合わせ」です。パケットクラスターチューンをONにしながら運用中、自分の欲しいエンティティーがレポートされた場合、[SET]キー「一発」でレポートされた周波数情報をメインバンドに移せるわけですが、当然ながらレポートにはMODE情報は含んでいないので、この設定をしていない場合は、モードの変更が必要になるわけです。一度設定してしまえば、あとは[FUNC]+[LSB/USB]キーでONできます。


購入時の初期設定値は下記の通りです。

HF/50MHz 144MHz 430MHz 1200MHz
30kHz〜
9.5MHz:LSB
144MHz〜
145.999MHz:FM
430MHz〜
439.999MHz:FM
1260MHz〜
1299.999MHz:FM
9.5MHz〜
60MHz:USB
     

設定モードに入るには[USB/LSB]キーを押しながら電源をONします。

000.jpg (29513 バイト)

初期の画面は上図。設定は周波数設定がテンキー、モードはモードキー、
ポイントの変更はMULTI CHつまみとなります。
全ての入力が終えたら、CLRキーを押して完了となります。


私が設定した例は下記の通りです。

00 〜1.62MHz AM   15 〜24.890 USB
01 〜2.000 CW 16 〜24.930 CW
02 〜3.500 LSB 17 〜28.000 USB
03 〜3.525 CW 18 〜28.070 CW
04 〜10.100 LSB 19 〜28.150 FSK
05 〜10.150 CW 20 〜28.200 CW
06 〜14.000 USB 21 〜29.000 USB
07 〜14.070 CW 22 〜30.000 FM
08 〜14.112 FSK 23 〜50.000 USB
09 〜18.068 USB 24 〜50.100 CW
10 〜18.110 CW 25 〜51.000 USB
11 〜21.0 USB 26 〜52.000 FM
12 〜21.070 CW 27 〜60.000 USB
13 〜21.125 FSK 28 〜60.000 USB
14 〜21.150 CW

カメラの露出の関係で色が
バラバラですがご勘弁下さい


パケットクラスターチューンを
さらに便利に使うオートモード

すでに冒頭でその活用方法は書いてしまいましたので、
ここでは実際にどうなるのかを写真を使って簡単に解説していきます。


オートモードを使わない場合

テストのためにPCTはメモリーされたものを使用しています。
パケクラでレポートされた状態
レポートされた周波数は21,022.20MHz。

この時、メイン側は50MHzのUSBの状態。

もちろん、オートモード状態ではない。
SETキーを押し、パケクラ情報をメインに移した状態。

オートモードを選択していないので、メインのモード情報のまま「USB」です。
pct_mode002.jpg (9517 バイト) 上の写真の表示部のアップ。

モードは「USB」、オートモード時は矢印の部分に「AUTO」と表示される。




オートモードを使用した場合

テストのためにPCTはメモリーされたものを使用しています。
パケクラでレポートされた状態
レポートされた周波数は21,022.20MHz。

この時、メイン側は50MHzのUSBの状態。
上の写真の表示部のアップ。
矢印の部分に「AUTO」の表示。
SETキーを押し、パケクラ情報をメインに移した状態。

オートモードを選択しているので、メインのモード情報は自動的に「CW」に変更されている。
上の写真の表示部のアップ。

ほらモードが「USB」から「CW」に自動で変更されています。




パケクラモードではなく、
通常の使用時はどうなるのか?



21MHz帯を例にとり説明します。左の写真は21.000MHzからメインダイアルを回し21.069.99MHzまであがってきたところ。当然であるがオートモードではCWが選択される。これが、21.070になると下の写真になる。


21.070MHzになると、先に説明し設定した「アマチュア無線バンド使用区分」に準拠してモードが変わる。


21MHzバンドのFSKの使用区分は21.070〜21.125MHzですので、この21.124.99まではFSKとなる。


21.125MHzからは、FSKからもう一度CWにもどる。ちなみに「21.070〜21.125」MHzはCWも出られます。この範囲での私の運用体系がFSKがメインというだけのことなのでお間違いないように。


CWの使用区分は〜21.150MHzですので、この21.149.99まではCWとなる。


この21.150から上はPhoneバンドとなりモードは「USB」となる。

ここまでの一連の動作設定は、先に紹介した設定例の12〜15の部分となります。

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